ご挨拶
Message
戦後開拓事業により未開の地に入植した開拓者は、 過酷な自然条件の下で山林原野等をほとんど手作業で開墾して農地に切り拓き、今日まで弛まぬ努力により、国民への安心・安全な食料の安定供給の一翼を担ってまいりました。
この開拓営農は営々と受け継がれ、現在では二世、三世が 、全国各地で畜産、酪農、高冷地野菜、果樹等の幅広い分野で大型経営を展開しています。
近年の我が国農畜産業を取り巻く情勢は、農業従事者の減少や高齢化による担い手不足とこれに伴う生産基盤の弱体化、農畜産物価格の低迷と生産資材価格の高騰等による生産コストの上昇に伴う農業収益の低下、更には相次ぐ諸外国との経済連携協定の発効などによる国際化の一層の進展など、国内外ともに極めて厳しい状況にあります。
このような中にあって、今後とも国民へ安心・安全な食料を安定的に供給していくためには、これまで受け継がれてきた開拓営農の持続的な発展を図っていくことが重要であり、そのためには開拓者を始めとする農業者への将来にわたる 継続的な支援が不可欠であると考えています。
このため当協会では、協会設立の趣旨を踏まえ、関係機関、団体の皆様のご指導、ご協力の下に事業に取り組んでまいります。皆様方のご理解とご協力をお願い申し上げます。
公益社団法人全国開拓振興協会
会 長 西谷 悟郎
当協会について
当協会は、開拓者(戦後開拓事業等により入植した者)の営農、開拓者及び開拓団体の金融の円滑化の促進等の事業を実施することにより、開拓者の営農の維持発展を図り、もって我が国の農業の進展に寄与することを目的として、昭和50年に農林大臣の認可を得て設立しました。
公益法人改革関連法の施行に伴い、公益認定を得て、平成25年4月「公益社団法人全国開拓振興協会」として新たにスタートしました。
目的
当協会は、畜産、畑作等の部門における大型経営を主体とした開拓者の営農の振興に関する事業を実施することにより、開拓者の営農の維持振興を図るとともに、国民への食料の供給を推進し、我が国の農業の発展に寄与することを目的としています。
事業概要
研修事業
開拓者の研鑽、資質の向上を図るため、下記の研修事業を行っています。
- 講演会
- 海外研修
- 全国開拓青年・女性研修会
- 全国開拓代表者大会
開拓情報の発行
開拓営農振興事業
調査研究事業
アクセス
〒102-0093 東京都千代田区平河町1-2-10 平河町第一生命ビルディング6階
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- 東京メトロ:
- 半蔵門線半蔵門駅 1番出口 徒歩2分
有楽町線麹町駅 1番出口 徒歩4分
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